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森生 明

MBAバリュエーション

MBAバリュエーション

人気ランキング : 960位
定価 : ¥ 2,520
販売元 : 日経BP社
発売日 : 2001-10

価格 商品名 納期
¥ 2,520 MBAバリュエーション 通常24時間以内に発送

昨今、タイトルに何がしかMBAと書かれた本は、ときとして西欧的なMBA教育のメリットの礼賛か、冷たく無味乾燥なファイナンス理論の本だと、先入観を持って考えられてしまうところがあるかもしれない。けれどもこの本では、精緻な企業価値評価理論を知るだけでなく、人々の信頼によって成り立つ資本市場を理解し、市場にかかわる人々の「息づかい」さえ感じることができる。 著者はハーバード・ロースクールに学び、投資銀行などの前線における経験を豊富に持つM&Aアドバイザー。全8章立てで、価値評価方法の本質を説明することを目標に、基礎編と実務応用編に分けて構成されている。第3章までの基礎編では、「企業価値」およびそれを決める要因、価値の測り方など、MBA教育とその実践の場における、「経営のグローバル共通言語」を学ぶことができる。 応用編では、「株価算定とM&Aの実務」が焦点になり、会社の値決めの実際や、「価値創造」の仕掛けに関して、最新のトピックスが数多く収められている。単色刷りではあるが図表が多く、M&Aスキーム全体についての理解の助けになる。巻末では、用語索引が日英併記され、参考書としての使い勝手もよい。 本書は、単に理論を伝えようとする図書ではないし、練習問題がたくさん収められたテキストのたぐいでもない。むしろ、著者の「思い」が託された1冊である。ふとした行間で、現場を大事にする著者のメッセージに触れられるため、読んでいて楽しい。また、歴史的背景にまで言いおよぶ、著者の思いやりにあふれた筆遣いが印象的だ。 これからMBA教育を受ける機会を得ようとする人、あるいはすでに企業価値評価やM&Aの知識を持つ人におすすめできる。これからこの分野に携わる人にとっては、教科書として学べることが多いし、すでに「実戦」にかかわっている人も、著者と視点を共にして、はっとすることがあるはずだ。久々に出合えた、大事にしたい1冊である。(任 彰)

分かりやすいの一言

現在、外資系の金融機関で働いていますが、非常に参考になりました。
バリュエーションの教科書は翻訳もの・学者ものが多く、「日本語なのに何が書いてあるのか、いまいち分からない」ものばかりですが、この本は例として出てくる企業が日本の会社だし、著者の方が仕事で実際に経験したことが流れにぴったりで、一気に読めます。この本は使えます!次は洋書のバリュエーション本に挑戦したいです。

実践的入門書

実際にM&A等で企業価値を推計する目的で使用する場合にお薦めします。マッキンゼーのvaluationや企業分析入門(東京大学出版会)といった類書は多く出ていますが、読み比べてみますと、これらの中でも本書は最も実用的な一冊であり、初めて企業価値評価に取り組まれる方にとっては先ず読むべき一冊と思います。

シンプルで力強い説明

企業価値はどのように測れるのだろうか?測れるとしたらどのような尺度で?算定された数字の根拠は?そもそも、同一内容・環境の企業は二つと存在しないのに、企業を統一的なモノサシで測る事など可能なのだろうか? この疑問に答えたうちの一冊が本書である。
他のレビュアー諸氏も書いているように、本書の提唱する算定方法は至ってシンプルなものだ。シンプルなるが故に実務で使いやすいし、算定の根拠も分かりやすい。
一般に、学術的な本は理論的だがそれが現場でどのように使われるのかイマイチイメージを喚起し難いものが多い。逆に実務家向けのハウツーモノは即物的で便利だが、体系的説明を欠き背景の根本原理をきちんと説明しているものが少ない。本書に限らずこのシリーズは、学術と実務の!渡しを上手くしており、両者の隙間を埋めている好企画だと思う。

明快な解説

近年、注目を浴びている企業価値、無形資産とは何か、という課題に明快に答えてくれる一冊である。「経営や財務の用語としての企業価値は株主にとっての投資価値であってそれ以外の利害関係者にとっての利用価値ではない。」という定義から始まる「企業価値」の解説は、曖昧なものとして捉えられがちな、企業価値、そしてそれによって導かれる無形資産について、簡単・明快な示唆を与えてくれる。企業価値の入門書として最適。

企業価値評価に悩んでいる方は必読!

〜 私は皆さんのレビューを参考にし購入しましたが、ハズレではありませんでした。
 私もファイナンスをかじり、現在は企業価値評価に関わる仕事をしていますが、実務では座学と現実がしっくりきていませんでした。この本はケースも多く現実に当てはめ易く、即効性があります。ただ、2001年なのでそろそろ最近話題のネット系企業や元官僚ファンドのケースを含〜〜めて改訂版が出たら即買いだなと感じるのは私だけではない様な気がします。この領域の実務に携わる方にはお勧めです。〜

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